らくわで輝け!外国人介護士! vol.2
日本と同様に高齢化が急速に進むベトナム。介護職のニーズが高まるなか、日本の介護技術を学ぶため、洛和会ヘルスケアシステムの病院、介護施設でも多くの外国人介護士が勤務しています。
今回取り上げるのは…
洛和会音羽病院 5A病棟 グエン ティ ガンさん
2020年から同院にてナースパートナーとして勤務
すばらしい風景がたくさんある日本で働きたい
多種多様な花が咲き、きれいな水や海など、すばらしい風景がたくさんある日本を友人から教わり興味を持ちました。親戚のいる台湾へ留学するか迷いましたが、母国のベトナムから留学生として来日。大学で日本語の勉強をしながら、老人ホームで勤務するうちに病院でも働いてみたいと思うようになり、日本で就職することにしました。
看護チームの一員として病院で勤務
病院では、ナースパートナー(看護補助者)として、点滴準備などの物品管理、配膳やナースコールの中継ぎ、夜勤補助といった業務をしています。日本での生活は5年目になりますが、苦労するのは “言葉”です。発音の仕方で患者さんとのコミュニケーションが難しいときなどは周りの看護師さんたちに通訳をしていただきながら働いています。
長く日本で働けるように
家族とのテレビ電話は週に3回程度しています。直接会うことができない寂しさはありますが、いつも笑顔を絶やさずに働く、親切な皆さんと一緒に日本で長く働きながら日本語をもっと上手に話せるようになりたいと思っています。
将来の夢を書いていただきました!
病棟師長からみたガンさん
洛和会音羽病院 5A病棟 師長 西山由香里
スタッフと協働していくために、意欲的に日本語の学習に取り組んでいます。 ルビを振ったり、言葉の意味を調べたり、その意味を自身で理解するだけでなく、日本語の苦手な他のスタッフに指導する姿も見られます。患者さんにも、しっかり目を見て対応しており、一生懸命な思いが伝わります。
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公開日時 : 2022年10月17日 (月)