令和5年度実習指導者講習会 閉講式を実施
10月11日京都市国際交流会館(京都市左京区)にて、令和5年度 学校法人 洛和学園 保健師助産師看護師 実習指導者講習会の閉講式を行いました。
保健師や助産師、看護師を目指す学生を受け入れる臨地実習施設で指導を行う医療従事者を対象としたこの講習会は、より効果的な実習指導のために必要な知識や技術の習得を目的とし、厚生労働省の示す基準に応じた内容で3カ月間実施され、今年度は、京都府内外から32人が受講しました。
閉講式には、受講を修了した32人が出席し、学校法人 洛和学園 理事長 矢野一郎から修了証書が授与されました。
理事長 矢野一郎は式辞の中で「共に学ぶことで他病院のことも分かり、視野も広がった。ここで学んだことを自分の糧として、自己の成長と多くの人への指導に生かしていってください」とエールを送りました。
また、学校長 児島純司は「講習会では、互いにコミュニケーションをとり、となりの人の教え方を見て学び、分かりやすく人に説明するノウハウを得られた。この講習会を通じてできた仲間とこれからも密に連携をとりながら、頑張ってください」と修了生に向けて思いを伝えました。
学校長のあいさつの後、修了生を代表し、洛和会音羽病院 看護部 副主任 甲斐雅子から「修了生のことば」として、講習会実施に携わっていただいた職員への感謝と今後の実習指導への決意が述べられました。
修了生のことばの後、来賓の方々や講師の先生、洛和学園職員の皆さんへ感謝の気持ちを込めて、修了生一同から「旅立ちの日に」の歌が贈られました。
終始和やかな雰囲気の中、閉講式を終えました。
閉講式終了後、受講者の一人の看護師 は「講習会では教育学なども学び、『教育する』ということを一から勉強しました。業務と両立しながらも無事に修了することができ、今はほっとしています。ここで学んだことを病棟の後輩や実習生への指導を通じて還元していきたいです。この講習会でできた仲間との絆は深く、修了の喜びと同時に寂しさを感じています。また皆で集まって近況を話したり、励まし合ったりして、切磋琢磨していきたいです」と語ってくれました。
学校法人 洛和学園は、今後も次世代の人材育成や教育に尽力してまいります。
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公開日時 : 2023年10月24日 (火)