洛和会学術支援センターがワークショップを実施しました

洛和会学術支援センターがワークショップを実施しました

洛和会学術支援センターがワークショップを実施しました

洛和会ヘルスケアシステムの職員の論文作成や学会発表を支援する洛和会学術支援センターが「第1回 ワークショップ ~臨床研究のための統計学~」を実施しました。このワークショップは臨床研究の進め方、統計解析、成果発表までの一連を講義、ハンズオン、グループワークを組み合わせ、実践的に学ぶことで自身の臨床研究に役立て、知識を深めてもらうことを目的として、当会のジュニア・レジデントと診療看護師を対象に8月26日と9月30日の2日間行われました。

講師には洛和会学術支援アドバイザーである比良野圭太先生に加え、ゲストアドバイザーとして東京医科大学茨城医療センター総合診療科教授の小林大輝先生をお招きし、臨床研究の進め方の講演やハンズオンでのSPSSの実践などをしていただきました。

参加者には修了証書が授与されました

参加者も日頃の臨床での疲れも見せず、熱心に講義・グループワークに取り組み、成果発表ではスライド作成やしっかりとした解析内容を披露しました。

洛和会学術支援センターでは、研究に関するアドバイスやサポート、環境整備などに今後も取り組んでまいります。

総評

洛和会学術支援センター センター長 長坂 行雄(ながさか ゆきお)

8月26日、朝の8時半から夕の17時半までレクチャーと実習を行いました。聖路加国際病院で2日間かけるのを1日にまとめたプログラムで、臨床研究の進め方からハンズオンでSPSS(統計解析ソフト)の実習、実例のデータ解析と盛り沢山で、参加した若い医師は最後の小林講師と比良野講師、2つのグループのプレゼンテーション合戦まで熱心に取り組みました。このワークショップは「臨床研究のための統計学」への素晴らしい導入となりました。成果の結実を期待しています。

 

洛和会音羽病院教育センター センター長 谷口 洋貴(たにぐち ひろたか)

医師には膨大な量の論文から正しく選択し、良し悪しを判断し、患者に適応するという作業が要求されます。昨今はevidenceを作り出そうという動きが活発化しています。今回のワークショップは「臨床研究」を初期研修医からする姿勢を身に付けるに最適でした。洛和会の初期研修医にとって良き経験となり、比良野先生をはじめ、スタッフの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

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