洛和会丸太町病院・京都市消防局中京消防署WEB救急症例検討会を開催

洛和会丸太町病院・京都市消防局中京消防署WEB救急症例検討会を開催

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11月20日、洛和会丸太町病院 心臓内科主催によるWEB救急症例検討会を実施しました。第2回となる今回も、中京消防署を初め、多くの消防署の方々に参加していただき、救急搬送された事例をもとに、同院ではどのように治療や処置が行われているのかをスライドにて振り返りました。はじめに、同院 院長 細川豊史が、開会のあいさつとして、救急隊との連携の重要性について述べました。

洛和会丸太町病院 洛和会京都血管内治療センター・心臓内科 センター長 浜中一郎が座長を務め、部長 山口真一郎、副部長 有吉真、医長 本山晋一郎の3人が実際に同院に救急搬送されたST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)3症例についてディスカッションを行いました。

心臓内科 部長 山口真一郎

部長 山口真一郎は、20分ほど前から胸痛症状と、左肩から左手にかけてのしびれがある40代男性の救急搬送症例について発表し、「急性心筋梗塞の原因にもさまざまあり、若年者にも発症することがあり注意が必要です」と述べました。副部長 有吉真、医長 本山晋一郎も救急搬送症例について検討し、反省点や改善点を振り返りました。

 

また、看護師で救急・HCU 師長 田中さえ子は、在宅から救急搬入された循環器症例の連携について発表し、部署での振り返りとして、「どのような状況でも連携できるよう部署の体制を整え、スタッフのアセスメント力とマネジメント力のさらなる向上のための教育にも、継続して取り組んでまいります」と話しました。

当院では多くの経験を積んだ医師が在籍し、24時間365日の循環器救急受け入れ体制を整えています。今後も洛和会丸太町病院は、救急隊と連携し、地域の方々に安心安全な医療を提供できるように努めてまいります。

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