当会職員が姿勢の重要性について講座を開催しました!
3月8日、京都市立音羽中学校(京都市山科区)にて丸太町リハビリテーションクリニック リハビリテーション部 係長 宮﨑 哲哉が姿勢の重要性について、全校生徒500人規模の前で講演しました。
講演前のあいさつで、宮﨑は「姿勢の大切さについて学んで、皆さんの今後の人生に少しでも役立ててもらえると嬉しい」と述べました。
講演では、「姿勢が悪いとどうなる? ~体・心・脳への影響~」、「良い姿勢とは?」、「良い姿勢になるトレーニング方法は?」の3テーマについて講演しました。姿勢が悪い状態で過ごしていると力が出ない、関節が動きにくくなるなど、怪我やパフォーマンスの低下につながる恐れがあるため、普段の姿勢に注意が呼び掛けました。
また、全校生徒にも参加していただき、良い姿勢になるためのトレーニングを行いました。
今後も当会は健康促進のために、地域の方々との交流を深めてまいります。
講義のまとめ
①「姿勢が悪いとどうなる? ~体・心・脳への影響~」
姿勢の悪さは、関節の動きや力の発揮を妨げます。その結果。ケガの発生やパフォーマンスの低下の原因となります。また、脳への酸素供給不足による集中力の低下や、ストレスへの抵抗力の減少など、体以外にも悪い影響を及ぼします。そのため、良い姿勢を獲得することは、運動やスポーツをする方のみならず、誰にとっても重要です。
②「良い姿勢とは?」
姿勢は人によって異なりますが、一般的に図1のように耳、肩、股関節、膝関節、足関節が一直線になっていると、良い姿勢と判断できます。家族や友人とチェックし合ってみて下さい。
③「良い姿勢になるトレーニング方法は?」
良い姿勢になるためには、柔軟性や筋力が必要です。以下のトレーニングを実践してみて下さい(図2)。
①胸張り運動は手を頭の後で組み、手を開きながら胸を張ります(図2-a)。
②太ももストレッチは足を前後に開き、後ろ脚の股関節の前を伸ばします(図2-b)。
③つま先立ちトレーニングは両手を挙げた姿勢でお腹とお尻に力を入れて、つま先立ちを行います(図2-c)。
④あご引きトレーニングはあごを後ろに引きます(図2-d)
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公開日時 : 2024年04月16日 (火)