龍谷大学 政策学部「企業のCSR実践演習」に洛和会音羽病院が参画
龍谷大学 政策学部 では、企業のCSR活動(社会的な責任を果たす活動)の実態を学び、企業訪問を経て新たな活動を提案する「企業のCSR実践演習(担当: 中森孝文教授)」を実施しています。洛和会ヘルスケアシステムはその講義に参画している京都CSRネットワークのメンバーであり、本年は洛和会音羽病院のリハビリテーション部が参加しました。
講義
6月15日、龍谷大学にて洛和会音羽病院 リハビリテーション部 課長 篠田昭(作業療法士)がホテルオークラ京都様と連携し、取り組んでいる「櫛・ブラシのリユース」について事例紹介を行い、受講生によるインタビューを受けました。
企業訪問
6月29日、4人の学生が来院し、病院見学および作業療法士の業務について説明を受けながら見学と体験をしました。学生の皆さんは、初めて見るリハビリの自助具などに興味津々。積極的に質問をするなど、作業療法士の仕事と改めてCSRの取り組みについて学んでいただきました。
成果発表
7月27日、それぞれのチームから、インタビューをした各企業に新しいCSR活動の提案が発表されました。
洛和会音羽病院へは以下の2つをご提案いただきました。
●道具作成アイデアコンテスト
●道具図鑑の作成
企業訪問の際にしっかりとした学びがあったと分かる提案内容で、その後も検討を重ねられたこともよく伝わってきました。ありがとうございました。
この演習を通じ、洛和会音羽病院の職員も新たな気付きや働きがいの再認識につながりました。
今後も次代を担う人材育成に寄与できるよう積極的に取り組んでまいります。
「企業のCSR実践演習」参加者の声
洛和ホームライフ御所北 山口奈々帆
(2022年3月 龍谷大学 政策学部卒業 同年4月 洛和会ヘルスケアシステム入職)
大学3回生のときに参加したCSR実践演習の講義が、当会を知り、入職に至るきっかけとなりました。この授業のおもしろさは、専門性(企業)と非専門性(学生)の掛け合わせで、思いもよらない新しいことが生まれるところです。
成果発表では高齢者と学生の「オンラインサロン」を提案しました。実際の企業の方に話を聞いて、自分たちのアイデアを提案し、それが実践される…本当に貴重な経験で、就職活動でも役立ったことを覚えています。今振り返っても、本当に実のある時間だったと思います。
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公開日時 : 2022年08月29日 (月)