第37回中京西部医師会洛和会丸太町病院生涯教育講演会を開催しました

第37回中京西部医師会洛和会丸太町病院生涯教育講演会を開催

8月5日、ANAクラウンプラザホテル京都で「第37回中京西部医師会洛和会丸太町病院生涯教育講演会」が開催されました。4年ぶりの対面での開催となりました。

はじめに、理事長矢野裕典と洛和会丸太町病院院長細川豊史よりあいさつがあり、地域の開業医の方に向けて日ごろの感謝を述べました。

その後、行われた臨床研究発表では、座長洛和会丸太町病院救急・総合診療科部長上田剛士、発表者同科医員大江将史が、「2023年度ワクチンアップデート」と題して、COVID-19ワクチンだけでなく、インフルエンザワクチンやその他の任意接種となっているワクチンについて、医師が患者さんに適切な情報提供ができるよう、具体例を示しながら発表しました。

特別講演では、洛和会京都血管内治療センター・心臓内科センター長浜中一郎を座長に、京都府立医科大学内科学教室（循環器・腎臓内科学部門）教授的場聖明氏が、「健康寿命延伸に欠かせないコミュニティ創成と心不全予防・治療」 -京丹後長寿コホート研究の成果と心臓カテーテル治療の進捗- をテーマに、ご講演くださいました。人生100年を健康に過ごすためのヒントや、高齢者人口の増加に伴い増えている心不全パンデミックへの対策に関する内容を発表していただきました。