当会の職員が学術大会の準備委員長を務めます

当会の職員が学術大会の準備委員長を務めます

当会の職員が学術大会の準備委員長を務めます

2023年2月26日(日)、日本医療秘書学会第20会学術大会が大阪市のエル・おおさかにて開催されます。
この大会において洛和会音羽記念病院 ドクターエイド課 係長 大木啓太郎が準備委員長を務めることになりました。また、当日は一般演題の座長としても登壇します。

日本医療秘書学会とは

一般財団法人 日本医療秘書学会は日本で初めての医療機関などにおける事務系実務者を対象とする学会として、2004年2月に聖路加国際病院 名誉院長であった故・日野原重明氏を中心に設立。研究発表、研修会などを行い、事務系実務担当者の資質の向上と医療社会に貢献することを目的とし事業運営を行っています。

日本医療秘書学会において医療秘書の定義は、「医療秘書とは、近代的医療機関における医療の健全な運営の中で、診療・看護・医療技術の行使に関連する業務を、専門的知識と技能をもって遂行する専門職であり、いわゆる医療チームの一員として、管理者および専門職の持つ知識や技術が効率よく発揮できるように、専門的な援助と、各部門間の連絡調整にあたり、医療の高度化に寄与する者」とされており、これらは秘書をはじめ受付や医療事務、医師事務作業補助、診療情報管理なども含まれています。

日本医療秘書学会第20回学術大会

今回の学術大会について

新型コロナウイルス感染症の影響で第18回と第19回大会はWebにて配信となりましたが、今回の第20回大会は大阪での実地開催とWeb配信のハイブリット形式で行われることとなりました。学術大会長には一般財団法人住友病院 医事室室長 西 基之氏が務められます。

特別講演を行う澤 芳樹氏は心臓血管外科領域が専門で、重症心不全の治療法として心筋再生医療の開発研究に注力され、2020年秋の褒章受章者にもなっておられます。

教育講演の金子 大記氏は近畿病歴管理セミナーの副会長を務められ、第45回日本診療情報管理学会学術大会では大会実行委員長も務められています。

大木 啓太郎は洛和会音羽リハビリテーション病院勤務時代から医師事務作業補助者として学術大会で研究発表を行っており、今回は医師事務作業補助者としての経験による視点から一般演題の座長として登壇します。

 

大木からのコメント

医師事務作業補助者、医療事務、診療情報管理士など医療という業種にはいろいろな事務系の職種があります。それらは一般事務と呼ばれる職種と比較すると、医療知識をはじめとした専門的な知識を必要とする立派な「専門職」であり、医療機関を運営していく上で欠かせない職種です。一方で事務系職種が研究を発表できる場というのはさほど多くないのが現状です。また、発表される研究の成果が診療報酬改定の際に資料として用いられるなど、研究成果は医療経営においても少なからず影響を及ぼしてきます。今回の学術大会に運営側として携わることで、今後の医療における事務系職種の発展に貢献できればと思っています。

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