医療の最前線に立ち、臨床の現場で患者さんと向き合いながら病院運営の根幹にも携わる要職「副院長」「院長補佐」。洛和会ヘルスケアシステム5病院に在任する12名の副院長・院長補佐を、病院と患者さんを支える「ささえびと」と題した連載企画で紹介してまいります。
第3回となる今回は、洛和会音羽病院の副院長二人です。
横井宏和副院長
横井 宏和(よこい ひろかず)
専門分野
●冠動脈インターベンション
●末梢血管インターベンション
●急性期医療
専門医認定・資格など
●日本内科学会総合内科専門医
●日本循環器学会認定循環器専門医
●日本心血管インターベンション治療学会専門医/施設代表医
●Diamondback 360® Coronary Orbital Atherectomy System(OAS)プロクター
●植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了
●医学博士
●臨床研修指導医
適切なタイミングに最善の治療を
物事はタイミングが大事です。特に循環器診療では、数分・数時間・数日で状況が刻々と変わります。適切なタイミングを逃さないように、常に先の状況を見据えながら予想し、戦略を立てて治療を進めています。判断が難しいことも多いですが、その時々でベストな判断ができるように、やれることは全力で取り組んでいます。
職員が力を発揮できる体制の構築
建物や医療機器などのハードがいくら良くても、その内部で働くすべての職種が力を合わせて能力を発揮しなければ、良質かつ安全な医療を提供することはできません。さらには、若手医師がたくさん集まる魅力的な環境をつくり、ベテラン医師と若手医師が一丸となって総合力を発揮できる診療体制を構築していかなければなりません。チームワークと総合力を高め、地域から信頼される病院づくりを目指して尽力いたします。
伊藤美幸副院長
産婦人科 腹腔鏡手術センター センター長
伊藤 美幸(いとう みゆき)
専門分野
●産婦人科一般
●内視鏡手術
●婦人科腫瘍
専門医認定・資格など
●日本産科婦人科学会産婦人科専門医/指導医
●日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
●日本内視鏡外科学会技術認定医
●日本がん治療認定医機構がん治療認定医
●日本ロボット外科学会専門医
●日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医
医師として
「患者さんの現実は必ず自分の想像を超えている」ということを忘れないように、日々診療にあたっています。手術の際は「絶対に今日一日を安全に終える」、そして、それを毎日積み重ね続けると心に決めています。
また、職場の仲間にはいつも笑顔で接すること、一人の人間として自分の機嫌は自分で取ることをモットーにしています。明日も笑顔で頑張ります。
快適な職場の実現へ
これまでは一医師として、患者さんのこと、産婦人科のメンバーのこと、一緒に働くスタッフのことだけを考えて日々過ごしてきました。しかし、昨年4月に副院長を拝命してからは、他の職種の方々がどのように働いておられるかを知る機会に与り、病院という組織がいかに多様な人々の多様な努力で成り立っているかを知りました。全ての職員が仲良く、気持ちよく、快適に、便利に、健康に働けるにはどうしたら良いか、神谷院長をお支えする7名の一人として、今年も一生懸命考えていきたいと思います。
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公開日時 : 2023年01月23日 (月)