地域と病院をつなぐ情報交換の場「結カフェ」を開催

地域と病院をつなぐ情報交換の場「結カフェ」を開催

地域と病院をつなぐ情報交換の場「結カフェ」を開催

10月27日、洛和会音羽病院で『第2回 結カフェ(ゆいカフェ)』が開催されました。この取り組みは緩和ケアに関わる医療・介護の従事者が情報交換を行い、今後の業務でのチームワークやモチベーションの向上を目指しています。当日は当会外の方4人を含む22人が参加し、医師、理学療法士、MSWなど看護師以外の職種も集まりました。

結カフェでは「看取り目的での在宅移行で困ること」をテーマにグループワークを行いました。「看取りやオピオイドの処方についてかかりつけ医との調整が難しい」「緩和ケア病棟への入院タイミングが難しい。意思決定にも”ゆらぎ”がある」といったそれぞれの立場からの意見が出され、情報共有と同時に他職種への理解が深まりました。

参加者からは「共感できる話が聞けた。良い経験になった」「他の人の悩みや関わりを聞き明日から頑張れそう」「定期的に開催してほしい」といった前向きな感想が寄せられました。

 

担当者の声

洛和会音羽病院 4C病棟
師長 吉田 味予子(よしだ みよこ)
(写真一番左)

山科地域の医療従事者・介護従事者が顔を合わせて意見交換する場として「結カフェ」を企画し、2回目となりました。今回は当会以外の病院・訪問看護ステーションからも参加いただき、より多くの視点で話すことができました。「緩和ケア」において私たちはそれぞれの立場で、その人の人生がより良いものになるようにと関わっています。日頃の苦労や困り事などについて、率直な意見交換をしました。「カフェ」の雰囲気の中で話せるよう、季節にちなんだお菓子も用意し、参加した方からも「雰囲気が良かった」「有意義な時間が過ごせた」と喜ばれました。

 

当会では今後も利用者さんや患者さんを第一に考えるために、積極的に情報交換の場を設けてまいります。

 

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