糖尿病教室特別編 ~疎水ウォーキングを実施~

糖尿病教室特別編 ~疎水ウォーキングを実施~

糖尿病教室特別編 ~疎水ウォーキングを実施~

洛和会音羽病院の糖尿病専門医、歯科医、看護師、臨床検査技師、管理栄養士、理学療法士、事務職で構成される糖尿病チーム委員会は、地域の皆さんに糖尿病に関する理解を深めていただくために、隔月で「糖尿病教室」を開催しています。

院内で当日の動きの最終チェック

通常は当院内で行われる教室ですが、今回は特別編として、病院外でウォーキングを行いました。

集合場所の京阪京津線四宮駅で医師のメディカルチェック、血圧・血糖測定後に万全の状態でスタートしました。

コースは全長2.2km。時速3kmのややゆっくりとしたペースで、山科の疎水コースを歩きます。
当日は小春日和でとても気持ちよく、参加者はリラックスして、委員会チームメンバーや参加者同士で日ごろの健康に関する相談や情報共有などをしながら歩きました。

折り返し地点に到着し、少し休憩。ここでも血圧を測定し、理学療法士による運動や医師による健康に関するアドバイスなどの時間を設けました。

約1時間のウォーキングで皆さんの表情も晴れやかでした。参加者からは「久しぶりにゆっくり歩きました。専門医や看護師さんなども同行してもらい、安心して参加できました。またこういった機会があればぜひ参加したい」との感想をいただきました。

担当者の声

洛和会音羽病院 リハビリテーション部
係長 森口 八郎(もりぐち はちろう)

2020年からCOVID‐19感染対策のため中止となっていた糖尿病教室が2023年5月から再開となりました。糖尿病教室では、医療スタッフが患者さんにとって分かりやすい情報を提供し糖尿病の療養サポートができるように心がけ、教室を通じて患者さんとのコミュニケーションが増え、患者さんは治療計画を守りやすくなり地域住民の健康増進に寄与できることを目指しています。
また、教室は最新の治療法や情報をシェアする場でもあり、医療スタッフ同士が連携しやすくなっています。糖尿病教室を通じて患者ケアの向上と医療チームの連携促進ができることを願っています。今回は、皆さんでウォーキングをしてきましたが、今後もウォーキングや体力測定会など色々と企画をしていく予定です。

次回は2024年1月17日の14時から洛和会音羽病院の会議室にて、「管理栄養士によるご飯の適量の測定」と「糖尿病専門医による血糖を上げない秘訣」について教室で皆さんにお伝えします。興味のある方や、周囲に血糖が気になる方がいればぜひ参加を呼びかけてください。

次回開催のお知らせ

当会は今後も地域の方の健康を考え、皆さんに寄り添った活動を行ってまいります。

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公開日時 : 2023年12月20日 (水)

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