当会で働く外国人介護士が日本語作文で受賞!

当会で働く外国人介護士が日本語作文で受賞!

当会で働く外国人介護士が日本語作文で受賞!

洛和ヴィライリオスで働くミャンマー出身の特定技能外国人介護士アウン チョン ミョーさんが、京都市介護サービス協同組合主催の「第4回介護施設で働く外国人による日本語コンクール」に日本語作文を応募し、努力賞を受賞しました。

アウンさんは今年5月に来日し、研修を受け、現在同施設にて介護士として活躍しています。

そのアウンさんにインタビューしました。

洛和ヴィライリオス

介護職 アウン チョン ミョー

 

今回受賞した作文について教えてください

子どもの時から作文を書くのが好きでした。今回の作文は1カ月ぐらいかけて少しずつ書きました。内容は主に介護のことと日本での生活のこと、特に「介護の仕事では何が大切か」をテーマに書きました。介護の仕事では、すてきな笑顔で声掛けするように努め、利用者さんがなるべく自立できるように考えて接しています。

 

日本で介護士として働いてみて、いかがですか

朝に利用者さんたちと一緒に体操するのがとても楽しいです。分からないことは先輩に聞けば、優しく教えてくれます。5月に日本に来たばかりだけれど、利用者さんたちに「アウンさん!」と気さくに話しかけてもらえてうれしいです。

利用者さんに「ミャンマー語で『ありがとう』『こんにちは』はどう言うの?」と聞かれたり、逆に利用者さんに関西弁を教えてもらったりしています(笑)。学校で習った「本当」を、ここでは「ほんまや」と言うと教わりました。他にも「かまへん」「おおきに」「そやね~」とかいろいろ教えてもらえて楽しいです。

 

ミャンマーと日本

京都はお寺が多く、その点はミャンマーととても似ています。ミャンマーにいる時、京都のことをたくさん調べました。清水寺とか嵐山とか…。今実際に近くで見ることができて、信じられない、夢みたいな気持ちです。

ミャンマーと違うところでいうと、日本人は“マナーがいい”ですね。何か買うときや電車に乗るときに必ず並びますね。ミャンマーでは無い習慣です。日本では道にゴミを捨てないし、分別もしている。とても良いことと思います。

 

今後の目標

日本に来るまで、日本語の試験と介護士の試験に受かるため、一生懸命勉強しました。今ここで実務経験を積みながら、次は介護福祉士を目指しています。日本語については、日本語能力試験で「N3」レベルに合格していますが、「N2(日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる)」レベルの合格に向けて勉強中です。

また、次回の作文コンクールではもっと上の賞を受賞できるように頑張りたいです!

 

アウンさん(左)と同僚のソペークさん(右/カンボジア出身)

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