当会車両による事故増加 運転で気を付けるべきポイントはこれだ!

当会車両による事故増加 運転で気を付けるべきポイントはこれだ!

当会車両による事故増加
運転で気を付けるべきポイントはこれだ!

当会はデイサービスの利用者さんの送迎などで使用する四輪車、訪問介護のホームヘルパーなどが業務で使用する二輪車など、多数の車両を保有しています。

2022年度上期は2021年度上期を上回るペースで事故が増えました。これ以上事故が増えないよう、当会の搬送部門を担う株式会社トランスポートに、四輪車と二輪車を運転する上で注意すべきポイントについて聞きました。

四輪車は駐車場でバックに気を付けて


多発しているのは駐車場内での事故です。事故を起こす行動としては、バックが半数を占めています。前進するよりも危険であるという認識をもって、より慎重に車を進めてください。駐車や出庫など滞在時間はほんの数分ですが油断大敵です。

駐車場内では対車両事故よりも自損事故のほうが多く、とくに電柱や壁などへの衝突が70%を占めました。車両の近くにある障害物をしっかり把握しながら運転することが大切です。

四輪を運転されるときは、「駐車場」で「バック」の際は事故のリスクが高まることを頭に入れておいてほしいと思います。急に車両が動き出したり、歩行者や障害物などが死角から出てきたりするなど、安全と思っていた車庫内でも想定外の危険が潜んでいますので注意が必要です。

二輪車は交差点であせらずに


事故が多いのは四輪とは違って交差点での出合い頭の衝突です。対向車両の死角からの急な飛び出しや歩行者・自転車の横断、発進・ブレーキのタイミングなど、発進するか止まるかを一瞬で判断しなければならないポイントはたくさんあります。

そこで、事故を防ぐために必要なテクニックがブレーキ操作です。前後のブレーキを同時にかける必要があり、理想的な力のバランスは前70%、後ろ30%といわれています。前ブレーキをかけすぎるとタイヤがロックしバランスを失い、転倒につながります。また、雨や雪の路面ではロックしやすい状況です。ブレーキ操作の際は路面の状況をしっかり把握し、余裕をもって慎重に行うようにしましょう。

「〇〇かもしれない」という危険予測運転も重要です。

「死角にある(いる)かもしれない」
「飛び出してくるかもしれない」
「急に止まるかもしれない」
「こちらが優先だが、相手は止まらないかもしれない」
「隣の車線の車が急に車線変更をしてくるかもしれない」
など、二輪車に限らず、四輪車も同じように考えて運転しましょう。

交通事故をゼロにするには運転者の意識が大切です。今後も悲惨な交通事故が起こらないよう、法人全体で取り組んでいきましょう。

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洛和会搬送部門[株式会社トランスポート]

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※上記の当会で起こりやすい事故以外にも安全運転について情報発信していますので、ぜひご確認ください。

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