知っておきたい! 超高齢社会を支える介護 その5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

知っておきたい! 超高齢社会を支える介護 その5 定期巡回・随時対応型訪問介護看護

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は定期巡回・随時訪問・訪問看護の3つのサービスを24時間365日提供するサービスです。住み慣れた自宅で暮らし続けたいという高齢者の願いをかなえます。

今回お話を伺った職員

(左)洛和ヘルパーステーション音羽 課長 福岡 良太(ふくおか りょうた) 資格:介護福祉士

(右)洛和ヘルパーステーション音羽 副係長 藤田 献(ふじた けん) 資格:介護福祉士

サービスの特徴

事業所にいるオペレーターを中心とし、要介護認定を受けている高齢者に対して、訪問介護(定期・随時)と訪問看護を一体的に提供するサービスです。

・定期巡回

一日に複数回定期的に自宅を訪問し、日常生活の世話を行います。1回の訪問時間はおおむね10~20分と短く、状態確認や見守りが必要な方や、寝たきりで何度も寝返りの介助が必要な方など要介護度が高い方にも幅広く対応しています。

・随時訪問

利用者さんの自宅に見守り携帯を設置。緊急時にボタン一つでオペレーターにつながり、必要に応じて介護職員または看護師が自宅を訪問して対応します。24時間いつでも連絡できるのは、利用者さん、ご家族にとっても安心です。

・訪問看護

基本は看護師が月に1回訪問し、利用者さんの体調管理を行います。服薬管理やインスリン注射など療養上の世話または診療の補助など、それ以上の訪問が必要な場合には、必要度に応じて複数回訪問します。

※複数回訪問が必要な場合、単位数がアップします。単位数は、要介護度に応じて決められています。

例えば、要介護1の場合、5.697単位となります。

サービスのメリット

・訪問回数に関わらず月額定額制

・自宅にいながら介護施設に入居している時に近いケアを受けられる。

ただし、利用限度額を超えることもあるため注意が必要です。

こんな風に利用することもできます!

●病院を退院後に、介護サービスを受ける必要があるが自宅での生活状況が分からない…。

○退院後しばらく定期巡回・随時対応型訪問介護看護をご利用いただくことで、その方の生活サイクルやご自身でできること・できないことなどが確認でき、ご本人の望む生活を送るために必要な介護サービスを見極めることができます。

対象者

・事業所がある市町村の地域に住んでいる方

・介護保険の要介護認定を受けている方(要支援の方は利用できません)

※要介護認定については「知っておきたい! 超高齢社会を支える介護 その1 介護保険」をご覧ください。

利用者さんの願いをかなえるサービス

このサービスは、ご家族のサポート状況などによって自宅での生活が困難だと思っておられる方の自宅で「暮らしたい」という願いをかなえられるサービスです。まだまだ認知度の低いサービスなので、多くの方に知っていただきたいと思っています。当ヘルパーステーションには、経験豊富なスタッフが揃っており、質の高いケアを提供しています。サービスについて詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら!

洛和ヘルパーステーション音羽

〒607-8064 京都市山科区音羽八ノ坪17-1

TEL 075(584)1400

サービス提供エリア:京都市山科区全域

知っておきたい!シリーズはこちらから

公開日時 : 2021年12月10日 (金)

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