医療処置やリハビリを受けながら自宅での生活を継続できるよう、主治医の先生と連携し、24時間365日高齢者の生活を支える訪問看護。利用者さんやご家族が前向きな気持ちで安心して生活できるよう支えています。
今回お話を伺った職員
洛和会訪問看護ステーション坂本
主席係長 岡本 美加(おかもと みか)
資格:看護師
主治医の先生とともに自宅での生活を支える
利用者さんの心と体の状態は日々変化しますので、主治医の先生やケアマネジャーなど、関係する方々とはタイムリーに情報を共有しています。それぞれの専門職の視点で見守ることが利用者さんの安心につながっています。
訪問看護の役割
訪問看護では、日々の健康管理をはじめ、主治医の先生の指示をもとに薬の飲み方の指導や床ずれなど医療処置のほかに、清拭(せいしき)や排泄の介助などの身の回りのお世話をしています。自分の思いを押し付けるのではなく、利用者さんの目線に立って、ご本人の望むケアを提供できるよう心掛けています。ケアにあたる際は、体への負担を最小限に、苦痛や羞恥心を感じられることのないようにしています。
ご家族の負担を軽減
介護をする方が高齢な場合も多く、長期にわたってケアをしているため、精神的にも体力的にも負担になっていることがあります。そんな時は、介護者の休息のためにショートステイやレスパイト入院などを提案しています。また、介護方法を変えることで負担軽減になることもあるので、移動介助や寝たまま着替えをする方法などの指導もしています。
不安の一歩先をいくケアを
訪問看護は利用者さんの生活を第一に考え、医療の立場から在宅生活を支えています。ご家族や利用者さんが不安なことや不便に感じていることを解決し、ご自宅での生活に喜びと安心を見出せるよう“不安の一歩先をいくケア”を多職種のチームで提供していきたいと思います。
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TEL 077(577)1126
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公開日時 : 2022年02月10日 (木)