洛和御所南学童クラブにて安全教室を実施
7月26日洛和御所南学童クラブにて、「子ども安全指導教室」が行われました。京都府中京警察署 交通課から2人、生活安全課から2人、地域交通安全活動推進委員協議会から1人が来所され、児童たちにさまざまなアプローチでご指導いただきました。
DVDで楽しく安全教育
まずはDVDを使ってクイズ形式で楽しく学びました。小学生に多いボールを追いかけての道路飛び出し、信号や標識についての問題が出され、児童たちは「1番やと思う!」「これは2番!」と言って手を上げるなど、積極的に参加し、楽しく学びました。
腹話術を使って
次は交通課の職員さんと腹話術人形のケンちゃんが登場し、「腹話術」を使った交通安全のお話。
腹話術を間近で見る珍しい機会に、子どもたちは興味津々でケンちゃんに注目していました。
大人でもつい見入ってしまうほどの話術で、終了後、「ケンちゃんかわいかったー」「おもしろかった!」と、大人気でした。
イラストボードを使って交通ルールを再確認
腹話術の後は、交通課の職員さんと地域交通安全活動推進委員の方がイラストボードを使って安全指導をしてくださり、歩行時だけでなく自転車で走行するときの交通ルールをみんなでおさらいしました。子どもたちを飽きさせないようテンポよく明快に話される職員さん。安全確認の大切さについて、子どもたちにしっかり伝わったようでした。
小学生が気を付けるべき防犯のポイント
次は防犯について、生活安全課の職員さんが解説。知らない人について行かない、車に乗らないなどをまとめた防犯用語「いかのおすし」や、「こども110番の家」についてわかりやすく説明してくださいました。
その後の質疑応答で、子どもたちから次々と質問が出され、その一つ一つにきちんと答えていただきました。中には「悪い人に挟みうちされたらどうしたらいい!?」「子ども110番の家が罠だったらどうするの?」など大人が思いつかないような質問も飛び出しました。
職員への防犯教育
子どもたちが防犯教育を受けている間に、当会の職員に対して、生活安全課の方から防犯について指導いただきました。通報から警察が来るまで約5分半かかるため、その間子どもたちをどう守るか、プロの視点からさまざまな方法を教わりました。不審者を入口から入らせないためのポイント、災害時のはしごの位置、防犯カメラの設置箇所など、現状の改善点も含めて指導いただき、また、職員からの質問にも答えてもらうなど大変有意義な機会となりました。
子どもたちを危険から守るために
今回の防犯・交通安全教室により、当会職員も子どもたちもあらためて危機管理意識を高めることができました。
危険はいつ迫ってくるかわかりません。子どもたちの安全を守るため、日頃から危機管理を怠らず、今後も交通安全指導や防犯対策に努めてまいります。
<写真左から>地域交通安全活動推進委員さん、京都府中京警察署 職員さん、 ありがとうございました!
関連ページ
公開日時 : 2022年08月05日 (金)