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介護

介護はひとりで頑張らない! ~介護保険サービスの上手な使い方~

投稿日:2016年9月7日 更新日:


はじめに

介護を取り巻く状況は、以前とはずいぶん違っています。かつては兄弟も多く、介護の担い手がたくさんいましたが、現在は核家族化が進み、担い手が多いどころか一人で何人もの親族を介護している人も珍しくありません。疲れ果ててしまわないよう、介護サービスを上手に利用してください。

介護が必要になったら

※以下の画像は全てクリックすると大きいサイズで見ることができます。

身近な相談先には、

  • 区役所・支所
  • 民生委員・児童委員・老人福祉員
  • 高齢サポート(地域包括支援センター)
  • ケアマネジャーのいる事務所

があります。役所には福祉の相談窓口がありますし、民生委員などは信頼できるところにつないでくれます。高齢サポートでは、家まで来てくれることも可能です。

介護保険とは

介護保険は、介護が必要な方をみんなで支える制度です。高齢者の「尊厳の保持」と「自立支援」という基本理念の下、介護を社会全体で支える仕組みとして2000(平成12)年4月に創設されました。サービスを利用できる方は、以下のとおりです。

サービスの利用手続き

介護保険のサービスを利用するためには、申請をして「要介護認定」を受ける必要があります。申請はご本人やご家族がお住まいの地域の区役所・福祉介護課に出向いて行いますが、高齢サポートなどに申請を代行してもらうこともできます。申請に必要な書類は以下の通りです。

申請が受理されると、1週間以内に訪問調査が行われます。担当者がご家庭などを訪れ、心身の状態について74項目の質問を行います。かかりつけ医の意見書も必要です。かかりつけ医がおられない場合はお住まいの地域の区役所福祉介護課にご相談ください。

審査・判定が行われます

訪問調査の報告書と、かかりつけ医の意見書をもとに、「京都市介護認定審査会」にて、介護を必要とするかどうか、また、どの程度の介護が必要かなどについて、保健・福祉の学識経験者らが審査・判定を行います。その結果、非該当とされる方を除き、7段階の要介護認定(軽い方から順に、要支援1、要支援2、要介護1~要介護5)が下されます。認定結果は原則として、申請から30日以内に通知されます。認定結果などに不服がある場合は、審査請求を行うことができます。要介護認定がおりたあと、要介護1~5の方は、介護サービス計画(ケアプラン)を、要支援1、2の方は介護予防サービス計画を作成します。

介護サービス計画(ケアプラン)とは?

居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)などが、利用者さまやご家族と相談のうえで作成します。ご本人が自分で作成(セルフケアプラン)することもできます。ケアマネジャーは、介護を必要とする高齢者が自立した生活を送るための援助に関する専門家です。どのサービスを利用するかについて、相談を受け、市町村やサービス事業者・介護保険施設・主治医との連絡・調整を行います。依頼により要介護認定の申請代行も行います。利用される方が、ケアマネジャーを変更することもできます。

介護保険で利用できるサービス

サービスは、利用者さまのお住まいが基本となる「居宅系サービス」と、施設入所が基本となる「施設・居住系サービス」に大別されます。

居宅系サービス

ヘルパーらがご家庭を訪問する介護サービスと、ご家庭から日帰りで利用するサービスがあります。

このほか、介護者の負担を軽減するための短期入所サービス(ショートステイ)もあります。ご家庭の介護環境を整える、福祉用具貸与や福祉用具購入費、住宅改修費などの補助制度もあります。

施設・居住系サービス

入所サービスには以下のような施設があります。

  • 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 介護老人保健施設(いわゆる老健)
  • 介護療養型医療施設(病院の療養病床など)
  • 特定施設入居者生活介護(有料老人ホームやグループホームなどの入居者を対象に施設内で行われる介護サービス)

利用者負担について

利用者負担は、原則としてサービス費用の1割または2割です。要介護認定の申請をされた方・交付申請をされた方に、所得に応じて「介護保険負担割合証」が交付されます。割合証は年に1回、ご自宅に送られてきます。利用者負担の軽減策もさまざまなものがあります。たとえば病院にも介護保険にもたくさん支払っている方のためには高額医療合算介護サービスがあります。役所でご相談ください。このほか、特定入所者生活介護サービス費、高額介護サービス費の負担軽減策や、社会福祉法人による利用者負担軽減などがあります。ケアマネジャーや施設担当者にご相談ください。

介護保険以外の入居施設サービス


いわゆる有料老人ホームなどがこの範囲に入ります。さまざまなタイプがあり、値段もさまざまです。資料を取り寄せて比較したり、実際に見学されることをお勧めします。ケアマネジャーに相談されることも参考になります。お気軽に相談してください。

上手に使うポイント

介護サービスを利用して、身体的負担の軽減をしましょう。
時には休憩をして、ストレスを解消しましょう。ショートステイを利用するのもいいでしょう。
利用者負担金が著しく高額にならないための仕組みを活用しましょう。
ケアマネジャーには、介護保険以外のことも、どんどん相談しましょう。配食サービスなどの情報も得られます。上手に私たちを使ってください。

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