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介護

体のケアと心の支えに ~暮らしに安心と笑顔をお届けします!~

投稿日:2016年8月3日 更新日:


はじめに

訪問看護師は、どんな仕事をしているか、ご存じでしょうか。本日は、私たち訪問看護師の日々の活動をお伝えし、気軽に活用していただきたいとの願いから、訪問看護について詳しくお話しします。

医療・介護を取り巻く現状

日本は現在、65歳以上の高齢者が人口の26%を占める「超高齢社会」です。高齢化の傾向は今後さらに進み、2025年には団塊世代(1947~1949年生まれ)がすべて75歳以上となります。75歳以上の方は、要介護認定の割合が上昇し、重度要介護者や認知症高齢者はさらに増えると予想されています。現状の医療・介護体制では、将来的に受け皿不足は明らかなため、国は入院治療後の退院促進や在宅ケアの推進を図っています。

在宅ケア対象者は急増して重度化・多様化している

在宅ケアの対象者は数が増えるだけでなく、医療度の高い人が増加しています。具体的には、がん末期や、人工呼吸器装着、チューブ類の使用者、重度障害のある小児、精神障害、認知症の人などで、少し前までは病院で入院していた人でも、在宅で過ごす例が増えています。生活面では、一人暮らしのケア対象者が増えたほか、介護者がいても老老介護や認認介護など、介護の弱体化が進んでいます。訪問看護や訪問介護は、こうした状況の下で、在宅高齢者の生活を支える仕事をしています。

在宅で利用できるサービス

在宅サービスには、以下のように、さまざまなサービスがあります。

※以下の画像は全てクリックすると大きいサイズで見ることができます。

これらのサービスを上手に利用できる体制があれば、医療管理が必要な方でも在宅生活の継続が可能と考えられます。訪問看護は、需要の高まりとともに今後ますます活躍が期待されていますが、まだまだ認知度が低いのが実情です。

訪問看護とは

生活と医療の両面をサポートし、病気であっても安心して自宅療養できる環境を作ること。また、医師の指示書に従って医療行為を行い、日常生活を支援するサービスです。病院では治療が中心ですが、訪問看護は生活全体を支援するという違いがあります。訪問看護サービスには、介護保険や医療保険などを利用する公的保険制度のものと、自費の訪問看護があります。

訪問看護ステーションの特徴

京都府内の訪問看護ステーションは、149事業所あります。少人数での運営が多く、全国平均でも常勤・非常勤合計で6.6人です。事業所ごとに規模には大小があり、得意な専門性がありますが、基本的にはどんな病気にも対応できる組織です。職員は、看護師、保健師、助産師、理学療法士、言語聴覚士などです。

訪問看護を利用するには

相談の窓口は、地域包括支援センターや、役所の福祉関連窓口、居宅介護支援事業所、保健所や保健センター、病院・診療所の相談窓口、通所施設などです。利用できる人は、病院やかかりつけ医に定期的に受診していて、病気や障害で自宅での体調管理・医療処置などの支援を必要としている方です。(0歳から医療保険で受けられます。病気の種類によって、介護保険または医療保険の場合があります)

利用するまでの流れ

介護保険利用の場合はケアマネジャー、医療保険適用の場合は主治医またはお近くの訪問看護ステーションでご相談ください。主治医から「訪問看護指示書」を受けたあと、ご本人やご家族の希望も伺い、ケアマネジャーとも相談のうえで訪問看護計画書を作成し、訪問看護が開始されます。

訪問看護の利用料金は

訪問看護の1回あたり利用料金は以下のとおりです。

訪問看護って、何をしてくれるの?


訪問看護師は、医師の指示による体調管理や医療処置だけでなく、自宅でのリハビリや認知症ケア、介護者支援、終末期看護(ターミナルケア)など、サービス利用者ご本人やご家族の生活全体を支える仕事をします。

以下、さらに詳しくご説明します。

  • 体調管理
    血圧・熱・脈拍などを測定。健康状態の観察を行い、状況を明確に伝えます。起こり得ることを予測し、改善や工夫できることを提案します。食事・運動・排泄・入浴などの助言。療養環境の整備、精神的ケア(不安やストレスの軽減)などを行います。
  • 医療処置
    主治医の指示による処置や内服薬管理を行います。
  • 日常生活の看護
    清拭、入浴介助、口腔ケア、洗髪、排泄介助、食事介助、床ずれ予防、住宅改修や福祉用具導入に関する相談に応じる、など。
  • 自宅でのリハビリ
    拘縮予防や機能の維持・回復の運動(筋力低下予防や、関節の硬化を防ぐ運動)、日常生活動作の訓練(歩行、食事、排泄、言語など)
  • 認知症ケア
    介護相談や事故防止のケア、悪化防止の助言など。
  • 介護者支援
    心配・悩み事の相談。病状についての指導、家族間の相互理解推進や無理なくできるケアの提示、主治医に家族の意向を正確に伝える、他のサービスや制度の紹介…など。
  • 終末期看護(ターミナルケア):
    がん末期の場合、痛みのコントロール。緊急時の対応法確認。看取りへの相談や助言、ご本人、ご家族の精神的支援、死後の処置(死化粧など)…など。
  • 連携
    利用者さまのお宅に連絡ノートを置き、把握と伝達に努める。生活や体調の変化時は各サービスに情報を提供。入院や入所(ショートステイも)の時は、自宅での状況を書面で伝達。

私たち訪問看護師が心掛けていること

以下のようなことを常に心掛け、利用者さまやご家族の在宅生活を支えています。

  • 訪問時間を守ります(約束した時間に伺うのは当然ですが、前の訪問先で処置が長引いて遅れる場合などは、連絡を徹底します)
  • 丁寧な言葉づかいと対応を心掛けます。
  • 体調に合わせたサービス提供をします。
  • 相談しやすく、ストレスのないサービスを心掛けます。
  • 利用者さまの生活や考えを尊重します。
  • 個人情報の取り扱いに注意します。
  • 自分自身の健康管理に気を配ります。

洛和会訪問看護ステーション四条鉾町

京都市内の下京区、中京区、南区、東山区、左京区を訪問範囲に、13人の訪問看護師が、150人の利用者さま宅に訪問看護に出向いています。スタッフの半数以上が10年以上の看護師経験を有し、利用者さまには難病の方や終末期ケアを受けている方もおられます。「断らない、お待たせしない」を心掛けていますので、お気軽にご相談ください。

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