医療介護サービスセンター北大路店

今回は医療介護サービスセンター北大路店の紹介をいたします。

医療介護サービスセンター北大路店は、2022(令和3)年2月1日に、洛和会初の北区開所の訪問看護ステーション北大路とともにオープンしました。

開所後一年経過し、少しづつ地域にも周知されてきて相談件数も増えてきています。

現在、ケアマネジャーは3名ですが、訪問看護ステーションのスタッフとともに、日々楽しく、笑いの絶えない明るい雰囲気で業務に取り組んでいます!

今回、このブログを書くにあたって事業所周辺、紫野について調べてみました。

事業所の近くには千利休や一休さんでも知られる大徳寺、縁結びの玉の輿神社といわれる今宮神社、織田信長公を祀られている建勲神社などがあります。

紫野の地名の由来として、船岡山と大徳寺を中心とする一帯は、平安京に都が移された後に天皇や貴族の遊狩地とされ、そこには染色に使う紫草が生えており、その色がたなびく雲に映って紫色になっていたという説があります。紫は高貴な色とされ、昔は天皇家の離宮である雲林亭(のちに雲林院となる)などが営まれる風光明媚な地であったといいます。

平安時代の歌人、作家の紫式部は晩年を雲林院で過ごしたといわれ、紫式部の墓といわれる場所は雲林院の東南、堀川北大路を下がった西側のムラサキシキブの咲き乱れるところにあるようです。

調べていくと、このように歴史の授業に出てくるような人物や話の舞台となった素晴らしい土地だということがわかりました。

事業所はまだまだ地域に根ざすまでには至っていませんが、歴史と文化のある土地で一歩一歩、末永く歴史を作っていけるような事業所として、努力していきたいと思います。

最後に……ちょっと賢くなった気分で小倉百人一首より

「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」 (紫 式部)

今後ともよろしくお願いします。